ケータイ小説 野いちご

俺様男子に独占されて困ってます。

お父さんからの条件
初めまして生徒会長さん

side 憐馬

「あっ…すみません、今日この学園の入学試験を受けに来たんですけど…」
はぁ?と心の底から思った。この女、うちの学園の試験基準わかってないのか?
「その…理事長室に…」
今の俺には、この女の言ってることすべてが、信用できない。外部編入の場合、模試は偏差値が80で、すべて100点満点が、絶対。模試以外も、50m走は7秒台が絶対。こんな華奢な女が、うちの試験に受かったら、恐怖だ。"首席"の俺さえ、50点だぞ。無理だ。まぁ一応案内はしておこう。理事長に聞けば何かわかるかもしれない。
「ついてこい」
「…へ?」
俺は、理事長室のあるほうへ、向かった。てかこの女、なんだあのビン底メガネは。
「…相当目が悪いんだな。」
「あ…!これですか?まぁそんなところですかね…」
乾いた笑みをこぼすその女は、どこか気まずそうにしていた。こいつ、顔に出やすいのか?変な奴。
あっという間に時間は過ぎて、理事長室前についた。
「ありがとうございます!!」
ドキッ…なんだ、今胸が高鳴ったぞ。女嫌いの俺が?なんかの病気か?ちょっと心配だ…
「別に。俺も用事があったからな。」

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