ケータイ小説 野いちご

俺様男子に独占されて困ってます。

お父さんからの条件
お父さんは

私、天野真姫(あまのまき)は、16歳のころにアメリカのハーバード大学に留学して、今日、地元の東京に帰ってきました。
「一年だけなのに、初めてきた気分だ~。」
今日"天野情報学園"の特別外部入学試験があるので急いで我が家に帰るの。
「お母さん、ただい…「真姫ちゃんお帰り~」
私の声は、泣きわめくお母さんの声により、さえぎられた。「ただいま!」と笑顔を返して、リビングへ。
「お姉ちゃんお帰り」
と頬を赤らめて照れながら言う可愛い妹により、激しく母性本能をくすぐられた。
「お父さんは?」
と分かっているのに、お母さんに質問してしまった。
「お仕事よ…」
と苦しそうに言うお母さんを見て、罪悪感を覚えた。そう、うちのお父さんは、私たちに顔を合わせたことさえない。いわゆる、単身赴任だ。重い空気に、声を発そうとした時だった。知らない連絡先から、メールが来たのは。確認すると、送り主は、【天野 啓介】お父さんからだ。
【留学が終わったらしいですね。編入先は決めましたか?】
【はい。天野情報学園にします。】
【そうですか。真姫を放置しながらも悪いのだが、通うための条件があります。】

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