「ちょいと桜也さん」
「何ですか小春さん」
「10回"好き"と言ってごらんなさい」
「…いいですけどその喋り方は何ですか?」
1つ年下の彼氏、桜也くん。
ミルクティーベージュの髪に透き通るような肌をしている男の子。
そんな彼と私はお付き合いをしている。
そして現在、放課後。
おうちデートをしている時、(特に私が)とてつもなく暇だったので本を読んでいる最中の彼に10回クイズをしてもらうことになった。
10回クイズと言っても「10回好きと言え」と命令(?)のようなものなのでひっかけでも何でもない。
ただ私が彼に"好き"と言ってほしいだけの茶番であり、自己満足だ。
「何ですか小春さん」
「10回"好き"と言ってごらんなさい」
「…いいですけどその喋り方は何ですか?」
1つ年下の彼氏、桜也くん。
ミルクティーベージュの髪に透き通るような肌をしている男の子。
そんな彼と私はお付き合いをしている。
そして現在、放課後。
おうちデートをしている時、(特に私が)とてつもなく暇だったので本を読んでいる最中の彼に10回クイズをしてもらうことになった。
10回クイズと言っても「10回好きと言え」と命令(?)のようなものなのでひっかけでも何でもない。
ただ私が彼に"好き"と言ってほしいだけの茶番であり、自己満足だ。