この島に来て約一週間経った。
蒸し暑さが本格的になった中私は一人外を歩いていた。
え?なぜかって?それは…
少しづつこの生活に慣れつつあった私はそろそろ学校に行かなくてはいけなくなった。
本来であれば学生の本分は勉強ということで転校してはいるがなにかと理由をつけて休んでいた今日この頃。
ついに昨日おばあちゃんから「学校行かないの?」宣言をくらってしまい仕方なく今日から学校に行くことになって今に至る。
面倒極まりないがおばあちゃんに心配はかけたくなかった。
先生が指定してきた時間に間に合うように通学路を歩いているのだが…
「紅愛、ようやく学校行くことにしたんやな