ケータイ小説 野いちご

極上男子は、地味子を奪いたい。①〜トップアイドル(♀)正体を隠して編入する〜

【2nd STAR】それぞれのトップ
因縁の関係




始業式が終わって、教室に戻った。

教室には、蛍くんと響くんの姿があった。



「はぁ……もう帰りてぇ……」

「お前、成績いいわけじゃないんだから、今日は真面目に授業受けろ」



どうやら、始業式の日は出席必須らしく、いやいや登校してきたみたいだ。

というか、始業式には出席しなくてもいいのかな……? あはは……。



「別に悪いわけでもないやろ。お前が良すぎんねん」

「Aクラスから落ちたら困るだろ」

「はいはい。あー、明日からはサボる……」



陸くんも遅れて戻ってきて、さっそく授業が始まった。

授業といっても、午前中は学活。2学期の予定の説明を担任の先生がしてくれた。

体育祭に文化祭、楽しい行事が目白押しで、高校生活がますます楽しみになった。







お昼休みになって、教室からぞろぞろと出ていくクラスメイトたち。



「腹減った~!」



響くんが、そう言ってお腹をさすっている。


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