ケータイ小説 野いちご

極上男子は、地味子を奪いたい。①〜トップアイドル(♀)正体を隠して編入する〜

【1st STAR】星ノ望学園
イケメンさんとの出会い



体調よし、荷物よし、変装よし!



「よぉーし……いってきます!」



誰もいない玄関でそう挨拶をして、私は家を飛びだした。

今日からついに……夢にまで見た高校生活が始まるっ……!

今までももちろん学校には通っていたけど、普通の中学校ではなかった。

芸能クラスだったから、芸能の授業があったりと、学校でも仕事をしているみたいだった。お仕事があったから放課後に遊びにいったり……なんてこともしたことがない。

素顔で出歩くのは禁止されていたから、学生生活の思い出と言えば、誰もいない山奥に行った林間合宿くらい。

だから、高校生活への憧れが強かった。

友達、たくさんできるといいなぁっ……。

買い物をしたり、カフェに行ったり、カラオケに行ったり……ふふっ、考えるだけでワクワクするっ……。楽しみだなぁ。


胸を躍らせながら、学園に向かう。

マンションから星ノ望学園までは、徒歩15分くらい。すぐに着く距離。


……の、はずだった。



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