「ねぇ」
お昼休み。
私は購買にパンを買いに行こうと、星矢くんと廊下を歩いている。
星矢くんと並んで歩けば、嫌でも目立つ。
それだけ星矢くんには惹かれるものがあるんだなぁ、と改めて思う。
「ねぇっ」
星矢くんは、女子に声をかけられれば笑顔で返しているし。
見た目と中身のギャップが激しい。
だけど、それが星矢くんの素敵なところだと思う。
なんでヤンキーっぽくなったのか、謎ではあるけれど。
「ねぇってばっ!」
突然、後ろから左腕をつかまれた。
びっくりしたのは私だけじゃなくて、星矢くんも同じようだった。
振り返ると、瑠衣くんが私の腕を掴んで立っていた。
ものすごく怖い顔をして。
「瑠衣くん?」
「……さっきから、呼んでいるんだけど」
私、瑠衣くんから呼ばれていたのかな。
どこからか『ねぇっ』って声は聞こえていたけれど。
まさか、瑠衣くんが私を呼んでいたなんて。
明日は雪でも降るのだろうか。
……今、6月だけど。
お昼休み。
私は購買にパンを買いに行こうと、星矢くんと廊下を歩いている。
星矢くんと並んで歩けば、嫌でも目立つ。
それだけ星矢くんには惹かれるものがあるんだなぁ、と改めて思う。
「ねぇっ」
星矢くんは、女子に声をかけられれば笑顔で返しているし。
見た目と中身のギャップが激しい。
だけど、それが星矢くんの素敵なところだと思う。
なんでヤンキーっぽくなったのか、謎ではあるけれど。
「ねぇってばっ!」
突然、後ろから左腕をつかまれた。
びっくりしたのは私だけじゃなくて、星矢くんも同じようだった。
振り返ると、瑠衣くんが私の腕を掴んで立っていた。
ものすごく怖い顔をして。
「瑠衣くん?」
「……さっきから、呼んでいるんだけど」
私、瑠衣くんから呼ばれていたのかな。
どこからか『ねぇっ』って声は聞こえていたけれど。
まさか、瑠衣くんが私を呼んでいたなんて。
明日は雪でも降るのだろうか。
……今、6月だけど。