ケータイ小説 野いちご

星屑の涙に君を想う

2.装飾係


「海くんにもう一度告白する計画」は、翌週の月曜日から始まった。

 今日から、体育祭の準備が始まる。

 いそがしくなるだろうけど、近いうちに海くんと話せるよう、がんばらないと。

 と、意気込んでいたのだけど――。


「ええっ!」

 体育祭準備の集まり初日は、係同士のメンバーの顔合わせ。

 装飾係の教室に入った私は、小さく声を上げた。

 装飾係は、三学年で約二十五人。

 その中の一人に、まさかの海くんがいたの!

 わあわあわあ。

 思わず、一人あたふたしちゃう。

 いそがしくても、どうにか海くんと話さなきゃ――と思っていたのに、まさか海くんと同じ係だったなんて!

 なんてラッキー!

 おどろきと一緒に、うれしい気持ちがどんどんふくらんできた。

 同じ係だと、話す場もぐっと増えると思う。

 係活動をしているうちに、海くんと話すこともできるはず!

 けっこう(そのときに、私が勇気を出せれば)簡単に告白できる……かも⁉


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