~先生目線~
直にもらったマグカップでコーヒーを飲み、今日の仕事を終える。
「明日、よろしくお願いします。それではお先に失礼します」
明日は結婚式。
「お疲れさん。明日、楽しみにしてるよ。若くてかわいい奥さん早く見たいなぁ」
喜多先生は、ネクタイを緩めながらニヤっと俺をみた。
「しかし、元生徒だったなんてびっくりだよ」
「本当に・・・俺自身もびっくりっすよ」
結婚式の招待状を出したのは、教師の中でも数人だった。
まだ付き合いは短いが、喜多先生にはぜひ参加してもらいたいと思った。
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