ケータイ小説 野いちご

白いジャージ ~先生と私~

第26章
最後の音楽室

「行ってきなよ!直!」


ゆかりが背中を押してくれた。


教室を出た私は


もう一度教室へ走った。



教室にはもう誰もいなかった。





いない・・・



いない・・・




私は、廊下を走る。







いる・・・



きっと


いる。




あの場所に・・・





何度も走ったこの廊下。


何度も探したあの背中。


いつも見てた白いジャージ・・・

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