スマホを片手に暗い路地を歩く。
いつも明るい時に帰ってたから思わなかったけど、暗いと不気味だな。
少しの恐怖心が相まって早足で歩く。
だんだん、1人で来なきゃよかったと感じて引き返そうと思った。
だけど元来た道から改造したバイクの音が近づいてくるのが聞こえた。
……暴走族かな、やだな。
仕方なく大通りに出ようと路地裏に入ったら、たむろっている数人の男の人が見えた。
「あれ、“客”?」
「いや、今日は女は来ない予定」
「じゃあ口止めしないと」
嫌な予感がして後ずさりしたら、その男が立ち上がってこっちに来る。
あわてて走ったら追いかけてきた。
「なぁぁ、逃げんなよ!」
「っ……!」
普段歩いて学校に行かないから気が付かなかった。
こんな身近に危ない場所があるんだって。
焦る心とは裏腹に、足が恐怖でもつれてうまく動かない。
いつも明るい時に帰ってたから思わなかったけど、暗いと不気味だな。
少しの恐怖心が相まって早足で歩く。
だんだん、1人で来なきゃよかったと感じて引き返そうと思った。
だけど元来た道から改造したバイクの音が近づいてくるのが聞こえた。
……暴走族かな、やだな。
仕方なく大通りに出ようと路地裏に入ったら、たむろっている数人の男の人が見えた。
「あれ、“客”?」
「いや、今日は女は来ない予定」
「じゃあ口止めしないと」
嫌な予感がして後ずさりしたら、その男が立ち上がってこっちに来る。
あわてて走ったら追いかけてきた。
「なぁぁ、逃げんなよ!」
「っ……!」
普段歩いて学校に行かないから気が付かなかった。
こんな身近に危ない場所があるんだって。
焦る心とは裏腹に、足が恐怖でもつれてうまく動かない。