この度は、【年上幼なじみのあぶない溺愛】を読んでいただきありがとうございました…!


 幼なじみならではのじれったい二人の恋はいかがでしたでしょうか?


 この作品が生まれたのは、前作【愛恋のキス】がきっかけになっております。

 天然タラシと言われている春哉くんですが、実は一途に年下の幼なじみを想っていて……と、前作で書いた時、二人の話も書きたい!と思いました。


 前作でも志羽が大好きな春哉くんや、優しさの中で見え隠れしている危険な一面が見られます。

 まだの方は、前作のメインキャラである汐音と瑞樹の恋愛の行方と共に読んでいただけたら幸いです!


 本編で書けなかったので、あとがきに裏話として書かせていただきますが、実は志羽は女の人たちから嫉妬で直接何かされたことはありません。

 本人はビクビクしていましたが、呼び出しも食らったことがなく、友達とも良好な関係を築けていました。


 ですが一部の女の人たちから、嫉妬で睨まれたり、『何であんな子供が……』など、陰口に近いことを言われ、それが怖くて高校では春哉くんにふさわしい人物になれるまで、他人のフリをしようと決めました。

 怖いなら同じ高校に行かなければいいのでは……?と思った方もいるかもしれませんが、志羽は春哉くんが大好きで、少しでも近づきたい、離れたくないという気持ちが勝り、その背中を追いかけて同じ高校を目指しました。

 好きな人よりレベルが低い時点で見合う人になれない……という思いも少なからずありました。(そもそも同じ高校に入学してくれないと、物語として成り立ちませんでしたが💦笑)


 前置きが長くなりましたが、志羽が直接手を出されなかったのは、他でもない春哉くんが関係しています。

 そうです、セコム春哉くんです。
 志羽の知らないところで、春哉くんがたくさん動いていたのです。(実は本編でもそれを匂わせるシーンを書いております!)


 手を出される前に動き、相手を封じる。それが春哉くんです。恐ろしい……。(おい作者)

 すぐに異変に気づくマンなので、志羽に何かしようとする人間=自分の敵と判断したあかつきには、もれなく春哉くんの脅しがついてきます🥰(女の人に限らず男の人もです)


 嫉妬する女の人の場合は、最初は笑顔で『何してるの?』から始まり、最後には笑顔が消えてトーンの落とした声で『俺の志羽に何かあったら許さないよ?俺が君たちのことを壊してあげるからね』とサイコのような発言をし、女の人たちを脅しております。

 志羽を狙う男がいたら、『あの子、俺のなんだ。それが何を意味するか、わかってくれるよね?』とこれまた笑顔の消えた綺麗で怖い表情で脅します。


 男も春哉くんの初めて見る威圧的な姿に怯え、諦めます。

 ですが火神くんにはそれができませんでした。他人のフリをしているため……ではなく、志羽と仲のいい関係(友達関係)にあったからです。


 さすがの春哉くんも、志羽の友達関係にまで直接干渉するのは……と良心が働き、少々手こずっておりました。

 志羽に直接忠告する時も、遠回しな言葉を選んでいた理由はこれです。(志羽には伝わっていませんでしたが……笑)


 最後には春哉くんに限界が訪れ、直接対決という形になりました。

 私自身、春哉くんと火神くんのバチバチシーンを書いていてとても楽しかったです😂

 もちろん志羽と春哉くんは両想いなので、火神くんには申し訳なかったのですが……彼にも幸せになってほしいものです。

(長い裏話になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました✨)


最後になりましたが、いつも更新途中から感想やかんたん感想をありがとうございます…!😭✨

とても励みになっています( ; ; )


これからもよろしくお願いします…!!



三宅 あおい