ケータイ小説 野いちご

年上幼なじみのあぶない溺愛

6.少しの違和感




 図書室に春哉くんがいて、一時はどうなるかと思ったけれど、怪しまれることなくテスト勉強を終えることができた。


「志羽」
「……え」


 電車に乗り、家の最寄りに着いて改札を通ったときだった。

 春哉くんの声が聞こえてきて顔を上げると、改札の近くで彼が立っていたのだ。


「春哉くん……!待ってくれていたの?」


 春哉くんたちは私たちよりも先に帰ったはずだ。そのため、わざわざ待ってくれていたのかと期待してしまう。


< 105/ 380 >