◇
「2年2組、冬川詩恩くん。かぁ」
帰宅してお昼ご飯を食べながら、彼の名前とクラスを呟く。
最初のイメージと全然違ってビックリしたけど、すごく綺麗な人だった。
多分、私が先生を引き止めちゃって、予定が狂いそうになってたから機嫌が悪かったのかも。
クラスも判明したことだし、また会った時に謝ろう。
食事を終えて部屋に戻り、もらった教科書をバッグから取り出す。
「よし。あとはノートっと」
机の上の棚に入れて、次に新しく買ったノートを並べる。
えっと、どこに置いてたっけ。
春休みに大掃除したんだけどな〜。
引き出しを開けて中の物を全部出し、ようやく発見。
出した物を入れ直そうとしたのだけど……。
「あー! 懐かしい!」
中学時代の文集と、千夏との写真がたくさん出てきて、一旦中断。
この時はまだスマホ持ってなかったから、カメラで撮りまくってたんだよね〜。
「何このポーズ! はっちゃけすぎでしょ!」
絶妙な表情でポーズを決める千夏や、個性丸出しのみんなのプロフィールを見て思い出に浸る。
1番下の引き出しには、学校関連のアルバムが入っていた。
種類別にまとめてはいたけど、掃除が大変だったもんだからすっかり忘れてた。
「2年2組、冬川詩恩くん。かぁ」
帰宅してお昼ご飯を食べながら、彼の名前とクラスを呟く。
最初のイメージと全然違ってビックリしたけど、すごく綺麗な人だった。
多分、私が先生を引き止めちゃって、予定が狂いそうになってたから機嫌が悪かったのかも。
クラスも判明したことだし、また会った時に謝ろう。
食事を終えて部屋に戻り、もらった教科書をバッグから取り出す。
「よし。あとはノートっと」
机の上の棚に入れて、次に新しく買ったノートを並べる。
えっと、どこに置いてたっけ。
春休みに大掃除したんだけどな〜。
引き出しを開けて中の物を全部出し、ようやく発見。
出した物を入れ直そうとしたのだけど……。
「あー! 懐かしい!」
中学時代の文集と、千夏との写真がたくさん出てきて、一旦中断。
この時はまだスマホ持ってなかったから、カメラで撮りまくってたんだよね〜。
「何このポーズ! はっちゃけすぎでしょ!」
絶妙な表情でポーズを決める千夏や、個性丸出しのみんなのプロフィールを見て思い出に浸る。
1番下の引き出しには、学校関連のアルバムが入っていた。
種類別にまとめてはいたけど、掃除が大変だったもんだからすっかり忘れてた。