ケータイ小説 野いちご

イケメン生徒会長の甘くて危険な溺愛

会長のご指名です
□泣いてしまいました





天気のいい、朝。


いつもどおりの時間に部屋を出て、アパートの階段を降りながら、私はよくよく思い出してみる。


あの日のこと。


はじまりの日のこと。


生徒会室でのこと。



――『俺の女になれ』

――「無理です」

――『無理は、無理』

――「無理は無理とか、無理です」



そう、私はちゃんとそう言ったはず。


逃げられると思ったら大間違い、的なことは言われたけど。


ちゃんと、拒否したはず。



したはずなのに。




アパートの敷地を出て最初の曲がり角を曲がったところに、その男は今日も立っている。



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