ケータイ小説 野いちご

イケメン生徒会長の甘くて危険な溺愛

会長のお帰りです
□会長は不在



会長のことは、結局全然分からないまま。


聞けば答えてくれるんじゃないか、そんなふうにどこかで考えていた自分もいたけど。


――『…未来の持ってきたアイス食って、未来とちょっとやらしいキスしたかな』


そんな言葉とキスで、はぐらかされた気がする。


告白されたなんて話、私に少しもしなかったしそんなことがあった素振りさえ見せなかった。


…慣れてるのかも、しれないけど。


いつも通り平然と現れて勝手に触れて、私の手を引いて用具庫を出た。


最近分かってきたことといえば、会長は手が早いってことくらい。


そしてそれを私は止められないってこと。

それなのにどんどん、距離は開いてるってこと。


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