___In 倉庫


「美羽に1つ言わなきゃいけねぇことがある」


重々しい空気が漂うなか、朔夜が口を開いた。


言いたいこと?


なんだろう。


「琉樹さんを殺った犯人のことで、美羽には知ってて欲しいんだ」


琉樹兄を殺した犯人…。


嫌な音が脳内に響く。


「…どうする?聞くか?」