これは、少し後の鈴くんのお話。


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 よし、まずは抹殺、オウだ。

 その日の放課後、タイマンを申し込んだ。

「桜センパイ、もう結乃に近づかないでください」

「は?なんでだ」

「俺の彼女だからですけど、絶対好意ありますよね?」

「……」

 よし、殺し確定。

「さようなら」

 ハートマークをつけるようにそう言って、腹を殴りにかかった。