「ひぇー。なるほど。つまりわたしの若さんと青葉くんが乗り込んで、修羅場だったわけね? 」


てっきり、昨日のことで心配をかけちゃったって思ってたから、朝イチ二乃ちゃんに声をかけた。


なのに、わたしの若さんって……。


「ホントに大変だったんだよ……!? 家に帰ってからも……」


昨日の夜の甘い記憶が脳裏を駆け巡る。

蓮くんは全然止まってくれなくて、もちろん私もそれに応えたわけで……。

いっぱいキスしちゃった……。

顔が熱くなって、パタパタと手で仰いだ。