ケータイ小説 野いちご

【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります

*お味はいかが?*



次の週、10月の下旬。

花嫁修業の課題である『洗濯』スキルを身につけた頃、無事に中間テストが終わりを迎えた。

我ながら洗濯さえも出来ないことに落胆したけれど、


「歌鈴。これめちゃくちゃいい香りすんだけど、バニラ?」


ある日の夜、柔軟剤を使ったことに蓮くんが気づいてくれて、それが少し嬉しかったんだ。


「うん! ママのノートに柔軟剤を使うと仕上がりもいいって書いてあったから、使ってみたの」

「へぇ。意外と進歩してんじゃん」


洗濯物を畳む私の前で蓮くんが笑みを見せるから、心が弾んでいく。


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