「わぁ、今日もいい天気~!」



ベランダに洗濯を干すために窓を開けると空は雲一つない快晴。



太陽にしっかり見つめられて、今日は布団も干そうなんて思いついて布団も一緒に干す。



家のベッドがダブルベッドだから布団も干すのに一苦労。



それに加えて太陽にあんなに見られれば汗をかくのは必然で。



額の汗を拭いながら家の中に入るとスマホがメッセージの受信を知らせた。



『電車に乗った』



そのメッセージにもうそんな時間かと時計を見ると時間はお昼過ぎ。



「え、もうそんな時間!?早く行かないと!」



電車を降りてすぐにお出迎えすると決めているから余計に慌てる。



スマホをバッグに詰め込んで玄関に出てた靴を適当に履いて慌てて家を出る。



おしゃれよりも一番にお出迎えすることが私にとっては最優先事項。