「何これ!全然臓物が出てない!」

次郎たちの書いた台本を読み、マルコは大声を上げる。

「臓物が出ないホラー映画なんてないでしょ!」

マルコはそう言い、ペンを手に取った。



次の日、僕の家に近所に住む美人なお姉さんがやって来た。艶やか黒髪に豊かな胸のお姉さんは、僕に向かって優しく微笑む。

「ヒロくん、遊びに来てたんだ。私も地元に帰って来たところだから嬉しい」

僕の胸がドキッと音を立てる。実はこのお姉さんが僕の初恋の人なんだよね……。

「ゆっくりしていってね」

おばあちゃんがお茶を置いて部屋を出て行った刹那、僕はお姉さんに押し倒された。

「お、お姉さ……んんっ!」

何度も唇を重ねられ、酸素を求めて口を開ければ舌が入り込んでくる。お姉さんさんに口腔内をかき乱され、僕の手はお姉さんの胸に当てられていた。

「ねえヒロくん。私たち、もう愛し合ってもいい歳なのよ?」

お姉さんに「お願い」と言われ、僕は緊張する手でお姉さんに触れ続けた。ついに僕も男になる日が来たんだ!