「う〜ん。どうやって書いていこうかな〜」

アーディブは好きな音楽を流しながら、ホラー映画の台本を考えていた。インドらしい独特の音楽を口ずさみ、ひたすら考える。

「こうしてみようかなぁ」

アーディブはしばらく考えた後、いいことを思い付いたとペンを手に取った。



女の幽霊とキョンシーに遭遇した夜が過ぎ、朝がやって来た。おじいちゃんには怒られるのが嫌で黙っておくことにし、朝ご飯を食べた後は友達の家に行くことにした。

「ええっ!?マジ?」

「本当だよ。本当に見たんだ」

友達に僕は昨日のことを話す。友達は「へえ〜」と言った後にニヤリと笑った。嫌な予感。

「幽霊がお前、見られるようになったってことだろ?だったらこの村の外れにある殺人鬼の幽霊が出る屋敷に行ったら遭遇できるってわけだ。殺人鬼の幽霊が見れたら信じてやるよ」

「えっ!?何だよ、それ!!」

僕を連れて友達はその屋敷へと向かって歩いていく。友達はどこか嬉しそうにし、僕は戸惑っていた。