ケータイ小説 野いちご

校内1の王子に『恋』しました

特別編
バイト先で潜入捜査



あれ以来ずっと葵の家に泊まらせてもらっている。

遥人と話さないで1週間が経った。

今頃、真菜さんといるのかな?

憂鬱な気分になりながらも葵と一緒に大学へと向かう。

…大学が近くなったとき、正門の前に見覚えのある人物が立っていた。

え…遥人?

遥人は私に気づいて駆け寄ってくる。

「美紅!…話がある」

『…私は話したいことなんかない』

思ってもいない言葉が口から出る。

「悪い、永井。美紅借りるな」

< 325/ 361 >