「え、何ですかそれ。」


放課後、樹と一緒にシノたちのところに来ると、みんながテーブルを囲っていた。


「おかえり。」

「果たし状ってやつじゃね!?」



トラの言葉に少しうずうずしてるのか、嬉しさが漏れてるみんな



「こんな、ネットの掲示板に書くぐらいだから、十中八九面倒なことが起きそうですけどね。」

「だろうなー。俺たちのこと探りきれなかったから強行突破って感じだな。」


「命知らずだ。」







そこには、ここら辺の地図が載っていて、ある1箇所にAliceと赤で書かれている。

その下には、ヤったら100万と書かれていた。



「……これ、Aliceをヤったという証拠はどうするんでしょうか?」

「そこだよな。」


「てか、場所そこじゃねーし。」



なんなんだこれ…と各々心に思いながら、シノを見る。




「意味分からなすぎて逆に興味ある。」