ーーー待つこと15分



ガチャ


いきなりドアが開いてそっちに顔を向けると、
黒髪の背は180cmくらい、程よく筋肉が着いた二重の男と

茶髪で背は黒髪の男より少しだけ低く
この人もまた丁度いいくらいの筋肉が着いていて
切れ長の綺麗な顔立ち

もう1人は金髪で背はダントツ低く…
多分、160ちょいくらい?
がたいは良くてぱっちり目の体つきとは
ギャップのある可愛らしい男の子。


「うぃっす」


「おう、来たか」


「ねぇ、その子誰ー?」

黒髪の男が挨拶すると柊優は待ってましたと
言う感じに返事をすると、みんな気になってるだろう
私の存在のことを聞いてきた金髪の男


「会わせたいやつってもしかしてこの子?
柊優くんの彼女…とか?」

そんなとんでもない事を言う茶髪の男


「ばーかwこいつの彼女でも、ここにいる奴の
女でもねぇよ。
こいつがさっきナンパした子」


一志がそれだけ言うと柊優は堪らず突っ込んだ。


「ばっ!!!ナンパとかそんなんじゃねぇから!!」

「俺からみたらそう見えたしw」


「ったく、ナンパしたやつ連れてくるやつも
そうだけど、全然知らねぇやつに付いてくるこいつもこいつだな」

と、黒髪の男が言う。
私はその言葉に少しイラッとした。
別に間違った事を言ってるわけではないから。

「そんな事言うなよ、黒川ー」


「普通連れてこねぇよ、その日出会ったやつを」