ケータイ小説 野いちご

溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

*本編*



 今、自分の置かれている状況に、頭がついていかない。



 朝の校舎裏。目の前には、作りものかと思うほどきれいな顔をした男の人。その人が、私を見つめてこんな言葉を口にした。





「好きです。俺と付き合って」





 これって……告白?



 さかのぼること十分前。



 いつものように登校し、教室に入ろうとしたとき、私を待っていたらしいこの先輩……瀬名湊先輩。





『ちょっと話あるんだけど、一緒に来てくれないかな?』






 そう声をかけられ、いったい私は何をしたんだろうと、内心ヒヤヒヤしながらついてきた。だけど、まさか告白だとは思わず、先輩の言葉に耳を疑ってしまった。






 どうして……私? 先輩と私は、今まで何も関わりがなかったはず。






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