ケータイ小説 野いちご

君といっしょに

病院
陽翔side


陽翔side


「……今日は、よく頑張ったな」

眠った結菜ちゃんにそう言いながら顔をそっと撫でる。

予想通り結菜ちゃんは病院嫌いで、治療や医者に対して相当な恐怖心を抱いているみたいだ。


さっき採血するときにみたけど、結菜ちゃんの腕には注射や点滴の跡がたくさんあった。


だぶん小さいころから、病院で痛いことばかりされていていたからトラウマになっちゃんたんだろう。


俺だってなるべく、結菜ちゃんが痛がることや怖がることはしたくない。


だから、採血の結果も何事もなければ良いんだけど、現実はそんなに甘くはなくて………






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