海に近い一両編成の電車が止まる終点駅

そこが私の家に近い最寄り駅でした。  

そこは私の学校にも近いところで

毎日の通学路でした。


赤と白の車体カラー
電車の運転手さんの紺色の制服
それを横目に見ながら
毎日その駅に近い小学校に通いました。


何も変わったことはなく。
当たり前で。急行ももちろんない
一時間に一本電車が出るとき
乗っていく乗客もありませんでした。