『奏者さんは彼女いますか?』

私は、相変わらず続く奏者さんとのツイッターのダイレクトメッセージで尋ねる。

『いません。Beautiful_Soundさんは?』

『いません。好きな人はいますか?』

『はい。Beautiful_Soundは?』

『よく分かりません。
お友達を好きなのとどう違うんでしょう?』

『難しいですね。
僕は、彼女といるとドキドキしたり
彼女の何気ない仕草とか笑顔にキュンと
したりします。
Beautiful_Soundさんは、そんなこと
ありませんか?』

キュン? ドキドキ?

………あった気がする。

『キュン……あった気がします。』

『お友達には、キュンもドキドキも
ありませんよね?』

『そうですね。』

『じゃあ、Beautiful_Soundさんは、
その人のことを好きなんだと思います。』

そう…なの…かな。

『そうなのかもしれません。
奏者さんは、告白しないんですか?』

『告白、したいんですが、できてません。
彼女が大切なので、今の関係を壊したく
なくて。
Beautiful_Soundさんは、告白
するんですか?』