ケータイ小説 野いちご

孤独なお姫様

5章
特訓

ー屋上
白龍と蘭龍が同じ空間に揃っている。
ピリピリとした空気が漂っているのが分かる。
『…みんなに話したいことがあって』
自然と顔が引き締まる。
前に蘭龍のみんなには、親はいないことはつたえたが詳しいことは話していなかった為、過去の事を最後まで話した。
そして…私が闇蝶であり、京極組との決着に協力して欲しいことも伝えた。

『…協力してくれる?』
少し考える素振りを見せた後、すぐに返事をした。
樹「美咲には悪いことした、だから俺たちにできることはなんでもする」
他のみんなも頷いた。

『ありがとう…じゃあ早速だけど今日の放課後、私たちの倉庫で特訓しよう』
隼「特訓??それってしなきゃいけないのか?」
『あったりまえでしょ?相手は銃持ってるんだから』
あんたたちが無防備で行ったら、これこそやられるわ。


『じゃあ始めるよー』
闇蝶の格好をした私が声を掛ける。
銃弾の代わりにビービー弾を使って、弾を避ける練習をする。

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