そんなことを考えているときに、いきなり春樹が話題を変えた。
春「それよりも、さっきの美咲の殺気はすごかったな〜」
ギクッ
身体が大きくビクついた。
湊「俺もう、鳥肌やばかったかんな!」
奏「いくら喧嘩ができたとしてもあの殺気は普通でないけどね?」
まあ、たしかに…。
闇蝶です。なんて言ったらみんなきっと離れて行ってしまうかも…。
それが怖くてなかなか話せないでいる。

蓮「…本当に信じていいんだな?」
今まで黙っていた蓮が口を開く。
湊「俺、美咲がスパイだったら…類「湊」
…もしかして疑ってるの?
だってみんな言ってたじゃない。信じるって。

『な、なに。みんなして疑うの??…なわけないよね?』
そう言ってみんなの顔をみると、拒絶。の目が向けられた。
『ッやっぱりそうなんだ。どうせ口だけだったんでしょ?それならもういいよ』
湊「っ!ちがー『私ね、みんなのこと信じてた。…けどもう裏切られるのはごめんだよ…ッ』
目から涙が溢れる。
みんなの目が大きく開かれるのがわかった。