オレンジ色の柔らかな明かりが、ふたりの肌を照らす。

大きなベッドの上、タオル一枚を身にまとった私は緊張感を漂わせながら彼の体を押し倒した。



「……抱いて、ください」



彼と、本物の夫婦になるために。