ケータイ小説 野いちご

ねえ、知ってる?【上】

② 好きになっちゃった
「俺でいいじゃん」




 金曜日。

 
 私はいつものように大和くんと時間を合わせて一限の授業を受けていた。


 大和くんが熱を出して以来、金曜日の一限はそれが決まりのパターンだった。


 授業が終わると二人でご飯を食べる。


 昨日雅暉さんとラーメンを食べに行って、雅暉さんへの気持ちがまた大きくなる一方だった。


 今日の授業も退屈だなー・・・。


 私は隣で授業を受けているはずの大和くんに目を向けた。


 ・・・・・・寝てる・・・。


 前も思ったけど、寝顔も本当に綺麗だな・・・。


 目をつぶったままでも二重の線が見えている。



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