ケータイ小説 野いちご

ねえ、知ってる?【上】

② 好きになっちゃった
「それデート?」




『苗、大和とずいぶん仲良くなったんだね!?』


 陽十香からそんなメールが来てから数日。


 私たちはまた、学校が始まった。


 五月に入ると、キャンパス内の大学生がどんどん減ってくるらしい。


 四月中は張り切っていた学生達の気が緩み、徐々にサボり始めるからだ。

 
 確かに、ゴールデンウィーク中学校が休みで気が緩んでしまうのはわかる。


 そんな中、私と陽十香は今日も一限のために早起きをして電車に乗っていた。


 大和くんとよりみちで会った日、あの時に雨野くんに送った写真を、一緒にいた陽十香も見ていたらしい。


 

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