家に帰ってカバンを置くと、
ダイニングチェアーに座って

冷たい麦茶を
一気に飲み干す。


ふう。



「あのさ、
ちょっと凛花に聞きたいんだけど」


「ひえっ!」


突然現れた鈴之助に
跳びあがる。


「す、鈴之助、どうしたの?」


び、びっくりした!


も、もう出かけたものだと思ってた!


「凛花、遥さんと付き合ってるの?」


「え?」