「痛い…痛い…どうしよう」

夜、近所の公園を横切ると女性がうずくまって泣いていた。

お腹でも痛いのだろうか?

「どうしました?」

声を掛けると「助けて」と濡れた顔を上げた

俺はビビって逃げた。

だって彼女反り血を浴びていたから。