ケータイ小説 野いちご

好きになってはいけません。

*幼なじみの誘い






「……嘘だ…」



全っ然眠れなかった…。


幸いなことに、今日は土曜日。


ボーッとしながら部屋のカーテンを開ける。



「柚」


「……え…」



カーテンを開けたら、窓の外に蒼の姿があって。


反射的にシャッ!!とカーテンを閉めた。


え?なんで蒼がうちのベランダにいるわけ?



何かの間違いかと思って、もう一度そろ〜っとカーテンを開けると



「柚」


「…!!!」



トントン、と窓を叩く蒼と目があって、口をパクパクさせた。



「あけて」



目を細めて、『お願い』と言って首を傾げてる。


……ずるいよ、蒼。


そんな顔されたら、拒否できない。






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