ケータイ小説 野いちご

続・隣人はクールな同期でした。

5章:いよいよバレましたか。

それでも少しずつアタシも回復し
ようやく平和で穏やかな日常が戻ってきた。


会社ではお互い
公私混同しないよう
最善を尽くして努めたつもりだったけど…

同棲もしているし
仕事の話をしていても
ついお互い
普段通りの接し方になってしまう。


だから
仕方ないと言えば仕方ないんだけれど…


さすがに職場の情報網の力には
敵わなかった―――


「アタシと副編集長が付き合ってる噂は
 本当かって…?」


締め切り近い雑誌の広告を
昼休憩を惜しみながらも全力を注ぎ
なんとか終わらせようと努力している中
同じ部署の後輩にあたる女子職員2人に
いきなり核心的な質問を投げ掛けられた。


「すっごい噂ですよ!
 仕事じゃいつも厳しい副編集長が
 七星さんの前じゃ優しいって!
 しかも一緒にいる事が多いですし
 同じマンションに入るところを見たって人もいます!」

「それにそれにッ
 ずっと社員食堂を使っていた副編集長が
 最近はお弁当なんですよ!?
 間違いなく2人って
 絶対付き合っていますよね!?」


まるで週刊誌のインタビュー。


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