ケータイ小説 野いちご

密室でふたり、イケナイコト。

◇魅惑のボイス



「ゆ、ゆずちゃん…?
どうしたの…?」


「ゆずき、あんた大丈夫?」


7限の体育の時間。



今日の授業もこれで終わりで嬉しいけれど、


こんな日に限って、男女ともにバスケ。



「ふたりとも、心配そうな顔してどうしたの?
わたしなら、全然大丈夫だよ?」



今はドリブルの練習中。



ダンダンダンッ!!!!



さっきからものすごい力で何度も何度もドリブルを繰り返すわたしに、りみっちもはーちゃんも動揺しているみたいだ。



さっきからイラついてしょうがない。




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