ケータイ小説 野いちご

保健室で寝ていたら、爽やかモテ男子に甘く迫られちゃいました。

触れないで


「ふぅ〜!着替えはだるいけどやっぱりプール入ると楽しいよな〜!全然泳ぎたりない!」

いつもポニーテールの光莉がそれをほどいて髪を解く姿に、キュンとする。

「最初の時間だけは自由時間だからいいよね」

無事に体育を終えて教室に帰れば、女子はみんなタオルで髪の毛を拭きながらブラシで髪を解いていて。

「プール終わりの女子、エロいな……」

「変な目で見てんじゃないよ、楽」

髪の毛をタオルで乾かしながら光莉が泉くんにそう突っ込んだ。

確かに、普段とは違うその光景に、体育から帰ってきた男子たちもなんだかそわそわしているように見える。

「男子は夏休み明けてからプールだっけ」

「そー」

「体育といえば、夏目くんってなんで体育出ないか楽知ってる?」

うっ、光莉……泉くんにも夏目くんの話題ですか。

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