ケータイ小説 野いちご

保健室で寝ていたら、爽やかモテ男子に甘く迫られちゃいました。

入ってこないで


身体を横にして、下腹部を襲う鈍い痛みを少しでも和らげようと、そこに手を当てる。

うぅ……痛い。

本当なら、体育の授業でみんなでバレーをしてる時間。

だけど今日は特にダメな日らしい。

いつもよりちょっと遅れてきたからかな……。

「いてて……」

初めて利用する保健室のベッド。

保健室の独特な匂いが染み付いた布団の中で身体を丸めてから、何度もお腹をさする。

横になったって不快感が全部取り除かれるわけじゃない。こういう時、女の子って大変だ〜と思う。

いいよね、男の子にはないんだから。

次の授業には出られるように、出来るだけ休んでおこう。

そう思い、ゆっくりと瞼を閉じた。

次に目を開けたとき、ちょっとは楽になっていたらいいな。

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