ケータイ小説 野いちご

隣のキミをもっと溺愛、したい。

第一章
ふたりで居残り?

「おい、おい、天野!」

「ん?」

ぼんやり目を開けると、

そこには間近に迫る
一ノ瀬くんの大きな瞳。


その澄んだ瞳に一瞬、固まる。


「もう授業はじまってるぞ」


「んん? わわっ? ありがとっ!」

慌てて、
教科書とノートをとりだした。


そのとき一ノ瀬くんが
小さく笑った気がして

思わずじっと一ノ瀬くんを見つめていると…


「おい!そこの居眠りコンビ、
こっち向け!」


二人そろって、
数学の前川先生に怒られました。

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