翌日の朝、柚葉は琉聖より先に目を覚ました。



けたたましく目覚まし時計がなる前に急いで手を伸ばして止める。



琉聖さん疲れているみたい・・・



いつもなら目覚まし時計など無くても起きてしまう琉聖が今日は起きない。



そっとベッドから抜け出して洗面所へ行く。



鏡に映る自分の顔に顔をしかめる。



顔色が悪すぎる。


こんな顔、琉聖さんに見られたくない。



顔を洗うと真っ先にお化粧をした。