ケータイ小説 野いちご

【完】幸せになるために~Anotherstory~

パパVSママ



「いないな~い…ばぁッ!!!」


「キャハハハハ~」


「いないな~い……ばぁ~!!!」


「キャハハハハ~」



顔を手で覆い隠してその手を退ける。


そんな単純な事で爆笑している我が息子…。


冴木奏大は8ヶ月になり季節は12月を迎えた。



「じゃあ奏クン、ママはお鍋に火掛けてくるからちょっとだけ待っててね~」



今日の夕飯はキムチ鍋。



寒い屋外で1日中働いてきた雄大の身体が温まる様に。



おすわりをしながら今だ爆笑している奏大の頭を撫でて立ち上がると



「ぅぅぅゔ…うぇ~ん!!!」



口をへの字に下げ顔を真っ赤にしながら奏大が泣き出す。


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