ケータイ小説 野いちご

【完】幸せになるために~Anotherstory~

母親




―ガチャガチャ



「美優~ッ!!」



玄関で大声を上げ、ドタバタ音を立てながら雄大が仕事から帰って来た。



てか、大声出さなくても分かるし…。



ここは2人で暮らしていたアパート。



出産後1ヶ月を雄大の実家で暮らした私達は、アパートに戻って今は3人暮らし。



「奏は?!」



台所で夕飯の仕度をしている私を雄大は無理矢理抱き寄せる。



「お帰り~。まだ寝てるよ」


「ふ~ん…じゃ、先風呂入って来っから上がったらすぐ飯にしてな」


「了解~♪」



チュッと軽くキスをして雄大はお風呂に入って行った。

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