目に見えるほどふたりの時間は減った。 最初はバイトに慣れるまで、回数をこなすのみだと思い週4で入っていた私。 幸いにもバイトの環境は良くて楽しいため、充実した日々を送っていたけれど。 紘毅くんとの時間は減り、話す回数も減ってしまった。 「うーん…」 そんなある日。 その日はバイトがなく、早くに家に帰れた私。 けれどそういう日に限って紘毅くんは飲み会があるようで、中々ふたりの時間が合わない。