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「どこ行くん?」

今から夜ご飯だっていうのに、泉と新がちょっと出る。そう言って外に行こうとする

が、

ご飯は同じタイミングで食べて欲しい。用意面倒やし


「小1時間で帰ってきますので。用意も自分たちでします。突然ですみません」


丁寧に新に説明される。
まぁええけど?ほな気をつけて!そう言おうとした時、後ろからずっと昼寝をしていた朔が欠伸をしながら近づいてきた


「ふぁ…黒蛇だろ?俺も行く…うわ!」


あたしをみて驚く朔
そんな事よりも


「黒蛇?なんかあったん?」


やっちまった!という朔の顔と、てめぇぇと睨む泉と新の顔

あたしに内緒にしてたな!?
キッと泉を見ると、スッと視線をそらしやがった!


「アホアホ!なんも言わずにとか、嫌や!」


俗にゆう、ポカポカってやつをやってるが、痛いのか泉に、悪いと手を止められた

そして諦めたのか話してくれた


「黒蛇の総長が多分変わった。7時から、帝王とやりあうって聞いたから…偵察にと思ってさ」


ほう!黒蛇がね!