ケータイ小説 野いちご

復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜

嫌がらせ

夜風が網戸から入ってくる。夏の終わりの匂いが鼻先をくすぐるように、ふわりとふいていた。

環奈は明日から始まる二学期の準備のため、用意をしていた。

高校生になってから初めての夏休みはあっという間に終わった。目を閉じて思い出す。

お盆にまどかが帰ってきて、数日だったが布団を横に引いて、日付が変わるまで話したり、買い物に行ったり、とても楽しかった。

雅彦は一年生でレギュラーに選ばれ、夏休み中は練習漬けだった。

足の怪我も完治して、以前のように走れて、思った通りのドリブルができると喜んでいた。
サッカーの練習が忙しい中で、会える時は必ず会った。

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