ふふっと楽しそうに笑う綾さんは咲と姉妹なだけあって似ている



可愛くないと反論する余地もないまま綾さんはお化粧を終わらせた



「出来た!やっぱり可愛い〜」



ぎゅうっと抱き締めて来た綾さん



「あ!美玲!可愛い〜お姉ちゃん、ありがと!」



「咲!やっぱ美玲ちゃん可愛いわね〜」



「でしょ?なのに無自覚なんだよ?信じられないでしょ?」



「うそ…、これで無自覚?よく今まで喰われなかったわね…?」



「当たり前でしょ?番犬がいたもの。」



「あ、あぁ、あの子達ね。」



「そうそう。あ、美玲、可愛い服買って来たからこれ着てね?」